Ubuntuが.NET 6/ASP.NETをネイティブサポートすると発表。最適化されたコンテナイメージをCanonicalが配布開始

マイクロソフトとCanonicalは、Linuxの代表的なディストリビューションの1つであるUbuntuが.NET 6をネイティブにサポートすると発表しました(マイクロソフトの発表Canonicalの発表)。

Canonicalはパッケージマネージャやシェルなどを省いて徹底的にスリム化し、.NET 6とASP.NETランタイムに最適化したUbuntu 22.04 LTSのコンテナイメージの配布を開始します。またUbuntu 22.04 LTSのホストOSでは「apt install dotnet6」コマンド一発で.NET 6のインストールが可能になります。

もともと.NET 6はWindows、macOS、Linuxのクロスプラットフォームに対応するフレームワークですが、Ubuntuが正式サポートを発表したことで、aptコマンドによるシンプルで確実なインストールが実現されると同時に、セキュリティパッチやアップグレードもタイムリーに提供されることになります。

.NET 6を公式にサポートするLinuxディストリビューションが登場したことで、企業がLinux上で.NETを利用する環境が整ってきたと言えそうです。

もちろんCanonicalにとっても.NETという強力なフレームワークをサポートすることでUbuntuのデベロッパー体験を向上させ、Linuxディストリビューションの差別化要因としたい思惑があることでしょう。

Ubuntu 22.04と.NET 6はいずれもLTS版としてリリースされており、Ubuntu 22.04は2027年までの5年間、.NET 6は2024年までの2年間のサポートが約束されています。