RHEL9互換の国産Linux OS「MIRACLE LINUX 9」が無償公開。2032年までパッケージアップデートやセキュリティパッチを無償提供

サイバートラストは、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)9 互換の国産Linux OS「MIRACLE LINUX 9」の無償提供を開始しました

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「MIRACLE LINUX 9 」は、RHEL9と同様にLinuxカーネル5.14を採用し、OpenSSLなどの主要なパッケージのバーションアップの他、SELinux の性能改善、セキュアブート対応など、主にセキュリティ関連の機能が強化されています。

パッケージアップデートやセキュリティパッチは2032年11月まで無償で提供される予定。有償サポートサービス「MIRACLE Standard サポート」に加入すると日本語によるサポートサービスが利用可能で、またサポート期間も2034年まで延長されます。

昨年にはCentOS 8のバイナリ互換MIRACLE LINUX 8.4をリリース

同社は昨年(2021年)9月に、2021年末でサポートが終了し、公式のセキュリティフィクスやアップデートが提供されなくなったCentOS 8とのバイナリ互換のLinux OS「MIRACLE LINUX 8.4」を、無償ライセンスで公開しています。

参考:CentOS 8とバイナリ互換のRHELクローン「MIRACLE LINUX 8.4」が無償公開へ。今後のバグフィクスやアップデートも無償。CentOS 8の代替を狙う

今回のMIRACLE LINUX 9の無償公開も、その延長線上にあるといえます。

同社はMIRACLE LINUX 9の無償提供と同時に、MIRACLE LINUX 8.4のマイナーバージョンアップ版となる「MIRACLE LINUX 8.6」の無償提供も開始しました。MIRACLE LINUX 8.6は2030年5月までアップデートやセキュリティフィクスが提供される予定です。