Cloudflareでメッセージキューを提供する「Cloudflare Queues」ベータ公開。Workersのコンピュート、R2のストレージ、Queuesのキューで分散コンピューティング基盤が充実

Cloudflareは、同社のCDNネットワーク基盤上でメッセージキューを提供するサービス「Cloudflare Queues」のベータ公開を発表しました。

メッセージキューは、あるプログラムから別のプログラムへとデータを受け渡す役割を担います。このとき、タイミングの調節やリトライなどによってデータ転送の信頼度を高める機能、バッファの役割によって適切な粒度でデータを受け渡す機能、データを集約する機能など、さまざまな機能を提供します。

多数のプログラムが連係して成立する分散アプリケーションにおいて、メッセージキューは不可欠な要素です。

そしてCloudflareは、すでにCloudflare Workersでコンピューティングを、Cloudflare R2でオブジェクトストレージを提供しているため、今回オープンベータになったCloudflare Queuesによるメッセージキューの提供により、分散コンピューティングの基本的なサービスが揃ったことになるわけです。

さらに同社はCDNエッジで分散SQLiteを提供する「Cloudflare D1」も発表し、今回オープンアルファとなりました。CDNネットワークのような分散した環境におけるアプリケーションの開発と実行の基盤を着々と充実させていることが見て取れます。

Cloudflareは上記のツイートで「 Cloudflare Queues open beta brings queues to every developer building for Region: Earth.」(Cloudflare Queuesのオープンベータは、Region:Earth=地球全域向けのアプリケーション開発者すべてにキューをもたらします)と説明しています。