Amazon Web Services(AWS)が米ラスベガスで開催中の年次イベント「AWS re:Invent 2022」。最後の基調講演にはAmazon.com VP兼CTOのWerner Vogels博士が登壇しました。

Vogels氏は、「複雑なサーバレスアプリケーションの開発をどうやって簡単にするか。サーバレスアプリケーション開発が未経験な開発者をどうやって支援するか。われわれはこれらの開発を本当に簡単にしたいと考えてきた」と発言。

そしてサーバレスアプリケーションのためのビジュアル開発ツール「AWS Application Composer」(以下、Application Composer)を発表しました。

Application Composerは、AWSのサービスをキャンバス上にドラッグ&ドロップし、接続していくことで容易にサーバレスアプリケーションの開発ができます。
アプリケーションは他の開発メンバーは顧客との共有も簡単にでき、AWSへのデプロイも迅速に行えます。

「これなら十分な経験がなくとも、サーバレスアプリケーションの開発ができる」(Vogels氏)
Application Composerはプレビュー版として公開され、東京リージョンをはじめとして、米東(オハイオ)、米東(北バージニア)、米西(オレゴン)、欧州(フランクフルト)、欧州(アイルランド)の各リージョンで利用可能になっています。